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ツイッターに書ききれないこととか

ハレ トキドキ メランコリックの感情を吐き出す記事

この記事は、ハレ トキドキ メランコリックのフルver.を聴いた人向けの記事となります。まだ聴いたことのない人はiTunes等から購入して聴きながら読み進めてください。

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12/24、ボルテに「ハレ トキドキ メランコリック」が登場しました。

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フル音源の方は12/25に配信されています。

 

ちなみにその一週間前にここなつ二人のネメシスクルー告知の動画付きツイートが公式からありましたが、そのBGMにも一部分が使われていました。それ聴いただけで好きなの確定していました。ゆったりめなタイプのFuture Bassですよ。我こういうの好き。

 

じゃあどこがどう具体的に好きかと言われると……全て好きなんですよ。全ての要素が好き。ジャンルそのものから歌詞から歌声から全て。

 

そもそも私はFuture Bassというジャンルが好きです。

きっかけは弐寺22のイベ解禁曲、Cosmic Cat。

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今からちょうど5年前、2014年の12月末ごろに登場した楽曲です。当時はまだFuture Bassがまだ流行っていないか流行りはじめだったかで、当然弐寺初のFuture Bassです。

私はこの曲にドハマりしました。弐寺22で一番好きな曲は何かと聞かれたら、多分迷わずにこれを挙げると思います。ちなみに次点でchrono diver -fragment-

それ以降、弐寺には、23ではCentral Station、24ではMagicalとSeize the Day、と、定期的にFuture Bassが供給されることになります。

それでなんだかんだあってSnail's Houseさん好きになったりPixel Galaxyアホほどリピートしたり、

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ここなつ関連で言うと、ヒミツダイヤルにドハマりして、そこからYunomiさんの曲を漁ったりもしていました。(ヒミツダイヤルがFuture Bassかどうか分からないけど)

 

そんな感じで、Future Bassってジャンルの中でも好きな傾向が固まりつつありました。

 

話を本題に戻すと、ハレ トキドキ メランコリックがその好みドンピシャなポイントだったんですよ。最初の音から最後の音まで全ての音が好き。曲中の効果音全てが好き。それで曲の雰囲気……全体的にアンニュイな感じとか、サビ前の盛り上がり方とか、もう全部好きなの。

 

 

じゃあいよいよ本題の、歌詞が好きという話をします。

 

まず私は歌のモチーフや歌詞で「星」とか「夢」とか「猫」とかそういうテーマ・単語が好きなんですよ。歌が流れ始めると……

「夢に急かされ 日々が一人歩く」「路地裏の猫も 私を追い越していく」。夢と猫がすぐ出てきますね。はい好き。あ、ここらへんの裏でなってるファミコンの効果音っぽい音とか水の落ちる音とか大好物。

「あの子の口癖 あの夏の夕暮れ」。ノスタルジックが過ぎる。あの子って誰だろうなー。

「あの店の古いレコード あの歌声 まっすぐな目」。はい。知ってた。(後述)

「巻き戻せない だからこそ 涙は綺麗に見える」。詩が綺麗すぎる。戻りたい過去に戻れないからこそ、涙は綺麗に見える。はー。あとAメロで静かだったのにBメロ入って音が増えて厚くなるの好き。

「あの日の君に会いたくて 記憶の端っこ 胸にチクリ」。死。

 

なんでアルポコ他ひなビタおじさんがこの曲の歌詞で死ぬのかを説明するには、ひなビタ♪について話をしなければなりません。

ひなビタ♪を詳しく知らない人向けにざっくり解説すると、主人公の山形まり花って女の子が自分の住む商店街を元気にするため、商店街に住む女の子を集めて「日向美ビタースイーツ♪」ってバンドを始める、って話です。ちなみに主人公・山形まり花の家はレコード屋です。歌詞中の「あの子」や「君」は、まり花達を指すんですね。

このハレ トキドキ メランコリックを歌っているキャラ「ここなつ」は、ライバルのアイドルユニットとして登場しました。その後、なんやかんやあってまり花達と仲良くなっていきます。なんやかんやが一番熱いんだけど、割愛します。

んで、ひなビタ♪のストーリーはfacebookにて日記形式展開されています。実際に軽く見てほしい。

ひなビタ - ホーム

ここなつ - ホーム

現在ひなビタの方はストーリー上、主人公のまり花をはじめ、一舞、咲子が高校を卒業し、メンバーがバラバラになり、活動もfacebookも止まってしまいます。マジで去年の4月から供給が止まっています。

ここなつのfacebookも止まっていましたが、今年の4月に懐かしむ様子が投稿された後、11月に日向美ビタースイーツのメンバーのことを思い、曲を作ったという投稿がありました。それがこの曲というわけですね。

 

歌詞の話に戻りましょう。日向美ビタースイーツと再び会いたい。あの一緒に音楽をやった過去に戻りたい。そんな思いをひたすら綺麗な詞にして歌うんですね。あ、このサビへ向かう展開、このFuture Bass特有の盛り上がり方、めっちゃ好きです。

「私 ハレ トキドキ メランコリック」。サビでタイトル回収良いぞ。

「現実後回し シランプリ」。現実を後回しにしちゃうの好き。

「ぽっかり空いた穴埋めるように今 こうして歌うの」。はい感情の塊。(ここなつの感情の塊をぶつけられて4000字の記事という感情の塊を吐き出す図) 私、思いが抑えきれずに歌う、みたいな、そんな感情に溢れた歌が好きなんですよ。ポップン曲だと「うた」みたいな。

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「lalala…… あの空超えて君に届くまで」。ボルテのここなつクルー発表PVで流れてた部分だ。後ろのアルペジオの音好き。

 

間奏で一気に静かになるのとか間奏の効果音とかもめっちゃ好き。

二番の歌詞に移りましょう。

 

「進みたい 進めない スローモーション(夢?)」。こっ、ここなぁああああぁあああぁあ! この心菜の「夢?」めっちゃ好き。あー好き。

「抜け出せないのは 目覚まし時計のせいじゃない」。このメランコリックは夢じゃないんだよなぁ。

「巻き戻せない だからこそ 痛みもそっと癒える」。一番の同じ個所の流れを汲んでいる一節。私、この部分が歌詞全ての中で一番好きです。良かった思い出も悪い失敗も、全て、あの頃に戻れたら……と思うんだけど、そういう辛さは大抵時間が解決してくれる。でも、あの頃に戻れたら、ってただただ思っている時って、そんなこと考えられないじゃないですか。だからこう歌って、いつか痛みが癒えるんだ、って自分に言い聞かせるんですよ。

「あの日の景色に会いたくて 記憶の隅っこ 胸にジワリ」。あの日の景色に"会う"って言葉回しが好き。そう、全体通して言葉回し好きなんですよ。ここなつ曲の大半でそう言ってるかもしれないけど。

「私 アメ トキドキ ロマンティック」「想像繰り返し ドラマティック」「しっかり前を見て歩き出すため こうして歌うの」。ドラマティックじゃないような気もするけど、ちょっと分からない……。二番サビは一番と打って変わって、一気に前向きになった。こういうの好き。メランコリック……憂鬱になっているだけじゃ進まないわけで、じゃあ前を見て歩き出すために歌う。私、自分に言い聞かせるように歌うような、そんな感情に溢れた歌が好きなんですよ。

 

「lalala…… あの空超えて君に届くまで」。このフレーズ、あと一回、合計三回出てくるんですけど、一回目は心菜、二回目は夏陽、三回目は二人で歌っているんですよ。こういうのに弱いんですよ。ポケモンでいうならガブリアスにふぶき撃ってるようなもんですよ。

 

間奏でいったん区切って、また一番サビと二番サビと繰り返すところ。こうやって並べると、対比が分かりやすいですね。一番サビと二番サビの間の効果音みたいなの好き。

最後の「lalala…… あの空超えて君に届くまで」。こういうのに弱い、って言ったけど、このフレーズ歌うのに、声がふんわりしている心菜→声がハッキリしている夏陽→二人両方、って、だんだん聞こえ方の印象が強くなっているんですよ。三回目まで来ると強い決意みたいなのが感じられてオタクは咽び泣いてクソデカ感情の塊(4000字の記事)を吐き出すしかない。

 

ここまで長々と歌詞に合わせてあれこれ好きに好き好き書いたけど、一言で言うならってことですね。感情大爆発のヤバい曲でした。背景のストーリーと合わせて聞くと感情度3000倍ですよ。背景を知らなくても感情の塊だけど。

ちょっぴり大人になったここなつ……最高だった……メランコリックが題材でアンニュイな雰囲気だけど、サビで「ぽっかり空いた穴埋めるように今 こうして歌うの」「しっかり前を見て歩き出すため こうして歌うの」って頑張って前向きになろうとして力強く歌うの、本当に好きなんですよ。本当に良かった……ありがとう作曲の栗原暁さんとMitsunori Ikedaさん……ありがとう夏陽、心菜……普段心菜ばかり好き好き言ってる気がするけど今回のエンドカードみたいにうろたえている夏陽めっちゃ可愛くて好き……「でも…先にオトナになっちゃ…ダメ……」は……はぁぁぁぁぁぁ……この姉妹好き……。

 

おわり