arupocoのメモ帳

ツイッターに書ききれないこととか

酷い夢を見た話

 今日見た夢があまりにも酷くて、でもまあどこかの誰かの話のネタになるかもしれないので書き留めておきます。

 内容的にはR-18G(殺人・ドラッグらへん)に当てはまるので閲覧注意。

 

 ※この話は殺人・ドラッグなど、いかなる犯罪行為を推奨および助長するものではありません。

 

 

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 今日は待ちに待った研修旅行の日。俺たちハイスクール生全員は(全員といっても都合で学校に残った二人と別で移動先に向かっている一人を残して)バスで移動中だった。俺は同級生のボブとサヤカと一緒に弁当を食べている。俺とサヤカは容器に白米やら揚げ物やら入っている弁当を食べている。手作りのジャパニーズ弁当だ。俺たち日本人にとっては見慣れた弁当なんだが、ボブにとっては物珍しいのだろう、サンドイッチを頬張りながら、質問を次々と飛ばしていた。

 「揚げ物ばっかりで色が単色、HAHAHA、お前のセンスは最高だぜ」

 なんて賞賛なのか皮肉なのか分からないことを言われたが、男の弁当なんてそんなもんだろう。お前のサンドイッチも俺の弁当と色が変わらないだろ? サヤカの弁当を見てみろよ、そっちの方がジャパニーズ弁当っぽいんじゃないか。あれ、唐揚げってジャパニーズだっけ? なら別にこっちもジャパニーズ弁当だろボブ……

 

 弁当は食いつくしたのに、どこか気に食わない会話は尽きないでいると、やっとバスが止まった。体感時間は長かったが、空の明るさは移動前とあまり変わらない。

 バスはとある施設の前に止まった。今からここを見学させてもらう。何の施設かは忘れた。メディア関係の施設ってことしか覚えていない。それよりも、もう既に付いている学生が一人いるはずだが見当たらないのが気になる。俺たちの乗っていたバスを使わず、別ルートで先にこっちに来ているらしいが……。俺たちバス組は辺りを見回していた。そのとき……

「キャー!!」

 と、サスペンスモノのドラマで聞くような悲鳴が聞こえてきた。といっても死体じゃなくて、良くて不審者、悪くて野良ネズミに遭遇したんだろう、と思い悲鳴の発信源に走り着くと、さっき並べたもののどれよりも最悪なものがそこにはあった。ただの死体でもない。それは鉄製の箱だった。バスタブより一回り小さいくらいのサイズの箱に、顔の部位……目・鼻・口・耳と、そして脳みそが貼り付けられていた。中身は上部が少ししか見えないが、肉塊が詰まっていて、液体が箱から漏れていた。

 しかも貼り付けられていたパーツは、ここにいる予定だった学生の顔とよく似ていた。

 

 警察が来て、俺たちは見学するはずだった施設の中、大部屋の中に待機していた。あの不気味な箱を見てから今までの記憶は飛んでいるが、第一発見者たる俺たちは事情聴取のため、人数も多いのでいったんここで待機……という流れだったような気がする。そりゃあんなモノ見てしまったら、前後の記憶くらい飛ぶさ。気を失う人だっていたぞ。

 トイレに行こうと部屋を出て少し歩くと、廊下の角に見覚えのある姿を見た。学校に残って見送っていたはずの二人のうち一人が、なぜかここにいた。

「お前、なんでここに……」

 と声をかけようとすると、そいつは一目散に逃走した。走って追いかける。お互いに大声で何かを叫びながら、施設内を走る。

 

 部屋から友人のボブも増援で来てくれて、協力の甲斐あって捕まえることができた。

「違う、違うんだ、これには訳が……はぁ、はぁ……ちょっと一服させてくれ……逃げないから……」

 そう言って彼は、タバコのような何かを取り出して、吸い始めた。

「おい、それタバコか……? お前、未成年だろ」

「違えよ、これはハーブさ。合法のな。んで、俺はこれのためにアイツを殺ったってことよ」

 そうして彼は事情を話し始めた。俺とボブは、他の人を呼ぶのも忘れて、その狂った事情を聞いていた。

 

 まず、あの狂った箱の中身を殺めたのも、その後箱を作ったのも、彼の仕業で間違いないらしい。だが、実際に殺害を計画して、こんな箱を作るよう命じた狂人は別にいるという。それは、学校に残って見送っていたもう一人の方だ。

 事の経緯を時系列順にまとめて整理する。(彼の話は薬をキメているせいか、とてもグチャグチャだったので把握するのに苦労した)

 犯人の二人は少し前からドラッグをやっていたのだが、被害者は、とある経緯でそのことを知った。とある経緯というのは、オシャレ系なSNSで「ハーブ吸ってるぜ」みたいなことを投稿していたのを見たらしい。その投稿は表に出ないような隠語のハッシュタグを使って投稿されていて、ドラッグ仲間はそのハッシュタグを使って繋がっている。(とても下品なワードとオリンピック観戦用のワードを組み合わせたものだが、ここでそのハッシュタグを書くのは控えておく)

 そしてつい昨日のこと、被害者は犯人たちにやめるよう説得しようとしたが、彼らは「合法だから」と聞き入れようとしなかった。「じゃあ学校に伝えても良いんだな」と半分諭すように、半分脅すように言ったところ、そこから口論になり、つい殺してしまったという。

 そこから死体を加工して箱詰めして、その箱を背景にハーブを吸っている様子をSNSに投稿した後、箱をここまで運んできて今に至るという。

 殺した動機は一応納得できたが、そこからどうしてあんな奇行に走ったのかは本当に理解ができなかった。「こうやった方が映えるじゃん」とか「見せしめにもなるし」みたいなことばかり言っていた。

 

 彼はその投稿の画面をヘラヘラと見せながら喋っていたが、俺は心の底から何か黒いものがひたすら湧き上がっていた。それはボブも同じだったらしく、俺たちは同時に彼を取り押さえて、気付いた時には服を剥いで縛り付けていた。

 彼のスマホ画面を何となく眺めていると、ドラッグ仲間の投稿の一つが目に留まった。

『やっぱりハーブキメながらヤるのは最高♡ 若い男の子募集中! 住所は……』

 といったキャプションと一緒に、キメセクしている写真を載せていた。女の方は複数いてなんだかノリノリだが、男の方は一人だけで、顔を青くしてぐったりしていた。

 俺とボブは顔を見合わせた。

 

 俺たちはこの後、こいつを箱に入れて――箱といってもこいつの作った箱みたいなのじゃなくて、ただの鉄の箱に、生きたままだ――その箱をまたダンボールに詰めた。そしてさっき見た投稿の宛先を書いて、差出人にこいつの名前を書いて、この施設の郵送物に紛れ込ませた。

 どうしてこんなことをしたのだろう。復讐心なのか、ドラッグへの嫌悪感なのか。俺たちもまた狂っていたのかもしれない。

 

 この後、帰ってこない実行犯を迎えに来た共犯者は、変な叫び声を上げてここの施設に暴走してきたというが、別の誰かに"私刑"されていた。体の中に固い風船を入れて、膨らませて空に上げて破裂させていたのを、俺たちは遠くで見ていた。

 バスで一緒に弁当を食べていたサヤカが「あれ何?」と尋ねたが、俺は「知らね」と、ボブは「撮影か何かじゃないか?」と、適当に返しておいた。サヤカの目が悪くて助かったと思ったのは初めてだ。

 

 そういえばあのスマホは回収したままだったが、この事件の数日後に例のハッシュタグを追って見てみたら、あのキメセクの写真を載せていた人の投稿が更新されていた。いきなり人が送られてきたのに通報もせずパーティーを始めるのか……と、溜息のような安心のような息を吐いた。

 

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 夢の映像をもとに主人公視点で文章整えたくらいで、夢の内容はあまり脚色していないです。『"共犯者"の私刑』も『キメセク投稿更新の内容(動画)』もちゃんと詳細に夢に見ていたけど省いているくらいです。

 私こういうゴアなコンテンツ好きじゃないんだけど、どうしてこんな悪夢を見たんだろうね。